日経コンピューター顧客満足度を読み解く UiPathとWinActorが熾烈な戦いを繰り広げる

今日は子供の夏休みの宿題の丸付けをしました。
漢字とかはどこまで細かく指摘して〇にするのか△にするのか悩みます。お父さんも書き順は微妙です。渡部です。

さて、毎年「日経コンピュータ 顧客満足度調査」というものがあり昨年からRPA部門があります。
今年のランキングが出ましたので細かく見ていこうと思います。

UiPathが圏外から1位 2位はNTTデータ
前回、有効回答数が足りずにランキングの対象外だったUiPathが首位に躍り出た。「性能・機能」が全社平均より9.1ポイント、「信頼性」が全社平均より3.4ポイントそれぞれ高かった。2位にNTTデータ、3位にRPAテクノロジーズが続いた。

RPAの顧客満足度、NTTデータが初代王者に
初調査の部門で1位を手にしたのはNTTデータ。「コスト」が5ポイント以上全社平均を上回り、2位のRPAテクノロジーズに総合満足度で競り勝った。

ランキングと遷移

会社名 順位 総合満足度 性能・機能 運用性 コスト サポート 継続意向度 有効回答数
重要度 2019     67.7 71.5 57.9 29.4    
全社平均   59.5 62.4 59.0 54.9 58.9 66.4 386
UiPath(UiPathなど) 1 60.2 71.5 57.5 48.2 56.6 71.5 69
NTTデータ(WinActorなど) 2 59.0 58.0 60.7 56.1 58.0 64.9 180
RPAテクノロジーズ(BizRobo!など) 3 57.7 62.8 53.1 54.8 60.4 65.8 37
重要度 2018   63.6 66.5 63.6 35.2    
全社平均   60.2 64.5 57.8 57.1 59.0 65.7 201
UiPath(UiPathなど) 参考 60.2 72.7 60.2 51.5 51.6 70.5 24
NTTデータ(WinActorなど) 1 61.4 58.5 60.2 63.9 60.3 64.0 74
RPAテクノロジーズ(BizRobo!など) 2 58.0 66.2 52.7 52.3 60.0 64.4 40
重要度 2018

2019
  0.0 4.1 5.0 -5.7 -5.8 0.0  
全社平均   -0.7 -2.1 1.2 -2.2 -0.1 0.7  
UiPath(UiPathなど)   0.0 -1.2 -2.7 -3.3 5.0 1.0 65%
NTTデータ(WinActorなど)   -2.4 -0.5 0.5 -7.8 -2.3 0.9 59%
RPAテクノロジーズ(BizRobo!など)   -0.3 -3.4 0.4 2.5 0.4 1.4 -8%

ランキングから読み取れること

このランキングから以下のことが読み取れます。

  • この1年で一番回答(導入と仮定)が増えたのはUiPathで65%増になっている。
  • UiPathはサポートポイントが増加した⇒日本語化やサポート体制の充実が効いていると思われる
  • 全体で70ポイントを上回っているのは2年連続でUiPathの「性能・機能」と「継続意向度」のみであり、UiPathの高性能さは他が追随できないレベルになっている。
  • WinActorはコスト面でポイントダウンした⇒定価ベースだとUiPathの方が安いので、UiPathの導入増加によりWinActorが高価であると判断されてきた?
  • BizRobo!はRPA市場全体が増加しているにも関わらず、回答(導入と仮定)が減った。⇒新規導入で選択されなくなってきた?

ただ順位に関しては、WinActorのコスト面でのポイントダウンが無ければ昨年に引き続き1位だったとも思われ、また「定価ベース」では高いですが比較的安価に出している代理店もあり、WinActorのポイントダウンについてはいささか疑問も残ったります。

その上で今年はUiPathが1位でしたが、来年はWinActorが再度1位を取り戻すか、それとも今年攻勢をかけてきているBluePrismが張り込んで来るのかまだまだRPA部門のランキングはいろいろと動きがありそうです。

導入する会社によっては「結局何を選択したらいいの」と迷ってしまう結果とも思われ、しっかり複数ベンダーの製品を試して自社にあったものを選択していくことが重要です。

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