What is RPA・OCRRPA・OCRとは
【RPAとは】
RPAとは「ロボティクス・プロセス・オートメーション」の略で、ホワイトカラーのデスクワーク(主に定型作業)を自動化する技術です。
特徴として、システムの構築が不要で、短時間、小規模で導入することができます。 また、各種ウェブサイト、システム、およびツールを跨って、ルール化されている定型業務を自動化することが可能です。
RPA製品は、パソコン上の操作を自動化させるための基本となる製品です。クライアント型/サーバ型、国内製/海外製、技術者向け/一般社員向けなど、さまざまな製品を取り扱っています。 |
・RPAによって実現できる事項
- データ抽出集計
- データチェック
- データ抽出集計
- レポート作成
- メール送信
- システム監視
RPAは繰り返す業務に適しており、パソコン上の操作を自動化することができます。また、人間の作業より、スピード、正確性を向上させることができます。
【RPAの導入事例】
・RPAで原稿作成作業の費用を40%以上削減。
さまざまな広告メディアを運営する、とある人材・メディア系大手企業では、原稿作成作業の業務負荷が課題となっていました。
原稿作成は、前号を流用するケースが非常に多く、月間平均約18,000本が該当します。
前号を流用する場合、台割情報に基づく流用元原稿の抽出・流用作業を人手で行っており、膨大な工数がかかっていました。
BTCでは、下記手順で業務整理~RPA導入を実施しました。
①業務内容をメディア毎に整理
②RPA化方針を、業務ごとに下記2パターンに分けて整理
– ルールベースで全工程をロボット化
– 一部をロボットに任せて人間が補記、手直し
③運用上の問題点を一つ一つ解消の上、ロボットを構築
この取り組みにより、月間約9,000本の前号流用作業完全自動化及び残り約9,000本の一部自動化を実現し、作業工数の大幅な削減に成功しました。
【OCRとは】
OCRは、Optical Character Reader(またはRecognition)の略で、画像データを認識し、テキストやマークなどをデータに変換する技術です。
OCR技術自体は日本でも古くから金融機関や公共機関を中心に利用されてきていましたが、近年のRPAの普及とOCR技術の向上に伴い、RPAだけでは効率化しきれない紙業務の効率化を実現するツールとして、OCRが注目されてきています。 |
・OCRによって実現できる事項
- 活字データ化
- 手書きデータ化
- 定型帳票データ化
- 非定型帳票データ化
OCR技術によって、人による手入力の作業をなくし、画像をデータに変換し、人材をより生産性のある業務に配置できます。
また、人が作業することより、データ入力の正確性と効率を向上させることができます。
【RPAとOCRの連携】
・OCRの基本ステップ:
①紙媒体をスキャンして画像データ化
②OCRツールにかけてCSVなどのテキストデータ化するという流れになります。
上記の基本ステップにより、活字や手書きなど様々な帳票から、テキスト形式で文字情報を抽出して、後続のデータ入力処理をRPAで自動化することが可能となります。
【RPA×OCRの効果】
本来であれば、紙あるいはPDFなどから人が目視によって文字を判断・確認し、1つ1つ手入力していかなければならない「時間のかかる作業」ですが、RPAとOCRを業務時間外に実行させることで人が作業する時間を大幅に短縮することができます。
通常、人によるテキスト入力では業務時間や疲労の蓄積も関係して、打ち間違いや入力漏れなど人為的ミスが発生しやすいです。
ダブルチェックを行う体制を整備したとしても、チェック漏れやその工程に時間を費やすなど、効率的に業務を進行するにあたって障壁があります。
しかし、OCRでは人が実際にテキスト入力する必要がないため、誤入力や誤変換を防ぎ、より正確なテキスト入力が実現されます。
【弊社の取り扱い製品】
RPAの取扱い製品
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OCRの取扱い製品
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【弊社のサービス】
RPA導入関して、弊社はお客様の状況にあわせた最適なサービスをご提供します。
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